地域医療
地域医療について紹介します-
事例
八戸市の在宅医療が抱えていた問題とは―小倉和也氏
救急医療体制が整っており、人口当たりの訪問介護ステーション数も全国平均の1.7倍という青森県八戸市。在宅医療を手掛ける医療機関も複数存在し、一見、患者が在宅療養するための資源はそろっているようにも映りますが、患者の様子から“ある危機感”を抱く医師がいました。
-
事例
研究者・産業医として歩みながら、50代で臨床医に転向した理由―指原俊介氏
人口1万4000人の北海道岩内町で地域医療を実践する岩内協会病院に、畑違いの分野から飛び込んだ指原俊介氏。もともと研究者・産業医として歩んできた指原氏が、臨床医として本格的にキャリアをスタートさせたのは50代になってから。縁もゆかりもなかった岩内町で地域医療に携わるようになった理由とは。
-
事例
「乳がんへき地」をなくす!専門病院が思う、へき地・離島医療のあり方―相良吉昭氏
国内初の特定領域がん診療連携拠点病院となった、鹿児島県の相良病院。県内の乳がん治療の8割を行うという圧倒的な治療実績を持っており、乳がん専門病院として、県内のへき地や離島に医師を派遣して「乳腺科特別診療外来」を開いています。特定領域の専門医だからこそできる、地域医療への関わり方とは。
-
事例
特定領域専門医が地方で働くということ―森甚一氏
福島県いわき市にある常磐(じょうばん)病院に血液内科を立ち上げた森甚一氏。「地域を舞台に活躍したいという特定領域専門医たちの切り込み隊長になりたい」と語る森氏に、地方の実情と、地方でキャリアを積むメリットを伺いました。
-
事例
北海道・余市病院が海外志向の医療者に魅力的なわけ―森博威氏
北海道余市町では、海外志向を持つ医療者の受け入れを積極的に行っています。主導するのは、余市病院の森博威氏。「日本と海外を行き来している医師が、帰国時に働ける場所をつくる」というアイデアをどのように実現していったのでしょうか。
-
事例
浅井東診療所の地域に“浸けて”鍛える研修とは?―宮地純一郎氏
滋賀県長浜市の浅井東診療所で、副所長・家庭医・指導医として活躍する宮地純一郎氏。北海道家庭医療センターをはじめ、さまざまな地域でスキルを磨いてきた宮地氏が語る、「診療所で教育する意義」とは。
-
事例
へき地医療先進国、オーストラリアに学ぶこと―齋藤学氏
「へき地医療先進地」とされるオーストラリアのノウハウを日本に輸入しようと、合同会社ゲネプロを設立した齋藤学氏。2017年春から離島・へき地で活躍したいという医師に向けて教育プログラムを提供する予定です。オーストラリアのへき地医療に注目した理由とは?
-
事例
へき地の医師不足を解消する仕組みづくり―後藤忠雄氏
市町村合併に伴い、医療提供体制の見直しを迫られた後藤忠雄氏。持続的にへき地医療を守り続けるための方法を考えた末にたどり着いたのが、「郡上市内外のへき地診療所をまとめて管理運営する」という方法でした。
-
事例
在宅医療を通じて、住民が生き生きと暮らせる地域へ―紅谷浩之氏
2011年、福井県福井市に在宅医療専門クリニックを開業した紅谷浩之先生。町医者として地域貢献すべく福井市に戻った紅谷先生が、オレンジホームクリニックを立ち上げた理由とは―?
-
地方で働く
地方勤務希望の医師から人気が高いエリアは?
医師人材紹介会社のコンサルタントに聞いた、医師から人気が高い地域とその理由について解説します。
-
事例
地域に応える、家庭医を育成していきたい―吉田伸氏
現在、国内に約30万人いる医師のうち、子どもからお年寄りまで診られる家庭医療専門医は約500人。今後の超高齢化社会に対応するために、そのニーズは高まっていくことが予想されています。
-
事例
家族で好きになった町で、幅広い医療を提供したい―谷合久憲氏
過疎化・高齢化が進む秋田県由利本荘市に、東京都から家族で移住した谷合久憲氏。へき地医療研修で、岩手県立高田病院院長の石木幹人先生に出会ったことが大きな転機となったそうです。
-
地方で働く
医師が地方勤務を希望する理由とは?
医師の中には、都市部を離れ、地方での勤務を選ぶ方もいます。彼らはどんな思いで地方へ渡り、どのようにキャリアを切り拓いていくのでしょうか。
-
事例
子どもを通して、母親の心も治療していく―牛田美幸氏
香川県善通寺市にある、四国こどもとおとなの医療センター児童心療内科医長を務める牛田美幸氏は、子どもの心の問題を通じて、母親が抱える問題にも向き合うようになりました。子どもを治すには、まずは母親―そう気付いたきっかけは何だったのでしょうか。
-
事例
離島医を増やすために、離島医療の質を評価・検証したい―金子惇氏
大学時代に出会った離島医に憧れて、沖縄県立中部病院の離島医養成プログラムを通じて伊平屋(いへや)診療所で3年間経験を積んだ金子惇氏。現在は、東京の診療所に所属しながら、離島医療の質を評価・検証するための研究に取り組んでいます。
-
事例
敷居の低い、地域に寄り添う精神病院を育む―小林和人氏
山形県酒田市の山容病院で理事長を務めている小林和人氏。患者さんの社会復帰を最大の目標とする同院では、各種勉強会やプログラムを実施。アルコール依存症、認知症など、さまざまな精神疾患の早期受診を促せるよう努めています。
-
事例
離島から考える、国際協力への道―小澤萌氏
離島診療所医師養成プログラムを終え、2016年4月より、沖縄本島から約360km離れた北大東島で勤務を始めた小澤萌氏。国際協力への興味から医師を志した小澤氏が、沖縄を研修先に選んだ理由とは。
-
事例
地域医療で福井県高浜町を元気にした、4つの心がけ―井階友貴氏
かつて、住民の医療への関心度が非常に低かった福井県高浜町。現在は「たかはま地域医療サポーターの会」が精力的に活動していたり、地域住民が集う健康カフェで出た意見が行政協力のもと、すぐに実現したりしています。そんな数々の活動の火付け役となったのが、医師の井階友貴氏です。
-
事例
未来を担う若手医師を、石巻で育てたい―長純一氏
東日本大震災後、長野から石巻に移り住んだ、長純一氏。石巻を移住先として選んだのは、この地に若手教育の拠点を作るため。東北の医師不足を解消する一手として、総合診療医の数を増やしたいと考えている長氏は、現在所長を務める開成仮診療所にて、総合診療医教育に取り組もうとしています。
-
事例
病気ではなく、その病気を含んだ患者さんの人生がみたい―江角悠太氏
研修医時代に緩和医療に感銘を受け、家庭医療学を学んだ江角悠太氏。「自分が診たいのは病気ではなくて、その病気を含んだ患者さんの人生だ」と気付きます。現在は志摩市民病院の院長として病床存続、一医師として地域の課題に向き合っています。