長文インタビュー
医療を通じ、より良い社会づくりに貢献する先生方の軌跡をお伝えします。-
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医師インタビュー企画 Vol.21 名知仁子 NEW
ミャンマーの医療に全力を捧げる医師・名知仁子。巡回診療、保健衛生指導、家庭菜園指導の3つの活動を通して、ミャンマー人の健康を支える名知仁子。大学病院、国境なき医師団といった最前線の経験を経て行き着いたのは、日常生活からの自立支援だった。とはいえ、名知ははじめから崇高な目標を持っていたわけではない。人生プランに国際医療が加わったのは30歳過ぎ、海外の地に降り立ったのは39歳のときだった。途中、乳がんなどを患いながらも医師として走り続ける理由とは――。 -
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医師インタビュー企画 Vol.20 吉田穂波 NEW
「女性は子どもを産むと戦力外?」当時の前提に疑問を抱いた女性医師「子どもを産むと仕事ができなくなる」のは本当か。 -
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医師インタビュー企画 Vol.19 髙橋昭彦 NEW
障がいを持つかどうかは確率の問題。たまたま障がいを持つ人とその家族が、なぜこんなにも苦しまなければならないのか――。この思いを出発点に2002年から栃木県宇都宮市で「医療的ケア児」と呼ばれる子どもたちを対象にした在宅医療、家族支援をしているのが髙橋昭彦だ。その取り組みが認められ、2016年には日本医師会「赤ひげ大賞」を受賞。採算度外視で我が道を行く髙橋だが、40歳を迎えるまでは自身の生き方に悩んでいたという。髙橋のキャリアを突き動かした出来事とは。 -
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医師インタビュー企画 Vol.18 加藤寛幸 NEW
紛争地帯や災害地域で危機に瀕した人々への緊急医療援助を展開する「国境なき医師団」。その日本事務局会長として、途上国での医療活動に身を投じているのが加藤寛幸だ。医師としてこれまで9回にわたり援助活動に参加してきた加藤。途上国医療の光も闇も目の当たりし、挫折を繰り返してなお活動に身を投じ続けるのには、わけがある。
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医師インタビュー企画 Vol.17 山本雄士
臨床の第一線を離れ、起業家として医療への貢献の道を探る医師がいる。山本雄士、日本人医師で初めてハーバード・ビジネススクールでMBA(経営学修士)を取得し、2011年に予防医療ビジネスを展開する株式会社ミナケアを創業した人物だ。日本ではまだ発展途上とも言える予防医療の領域に力を入れる山本。そのルーツは、臨床現場で感じた素朴な思いなのだという。
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医師インタビュー企画 Vol.16 志水太郎
東京都江東区の東京城東病院(130床)。同院には、異例の人気を誇る後期研修プログラムが存在する。立ち上げたのは、若くして日本・アメリカ・カザフスタンで医学教育に携わってきた志水太郎だ。志水のノウハウをまとめた著作『愛され指導医になろうぜ』(日本医事新報社)は現在、後進指導に悩む指導医のバイブルとして親しまれている。30代という若さにして、華々しい実績を残しているように見える志水。しかしその裏には、数々の挫折があった。
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医師インタビュー企画 Vol.15 新村浩明
「これ以上の極限状態はないと思った」。東日本大震災が起こった2011年3月を、ときわ会常磐病院(福島県いわき市、240床)の院長代行、新村浩明はこう振り返る。あれから数年、被災地の医療が新たな局面を迎えた今、新村には、この病院で成し遂げたいことがあるという。
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医師インタビュー企画 Vol.14 林祥史
カンボジアに日本発の救命救急センターが設立されようとしている。2016年1月からの稼働を目指してプロジェクトを推し進めているのが、林祥史だ。34歳という若さで、北原国際病院の血管内治療部長として診療を続けながら、株式企業KMSI取締役としてカンボジアプロジェクトの指揮を執る。日本式医療を海外に輸出しようとする、その原動力とは―。
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医師インタビュー企画 Vol.13 渡邊剛
「日本の心臓外科医療を立て直す」ために新病院を立ち上げたニューハート・ワタナベ国際病院・渡邊剛総長を特集。心臓外科手術の成功率99.5%を実現し、大学教授にまでなった渡邊総長がいま、大学を飛び出し、新病院を立ち上げた背景とは?渡邊総長の医療、心臓外科、そしてダ・ヴィンチ手術にかける想いを聞いた。
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医師インタビュー企画 Vol.12 佐藤賢治
「“仮想”佐渡島病院構想」に挑戦する佐藤賢治。日本海沿岸に位置する、新潟県の佐渡島。過疎化・高齢化や医療者不足といった、地域医療に共通する課題の先進地域であるこの離島で、2013年4月から、あるプロジェクトが動き出した。
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医師インタビュー企画 Vol.11 岡田正人
人間だから間違っても仕方ないと思わないこと。医師になるとは、患者さんから信頼を得るということです。だから、その患者さんの信頼を裏切らないように、常に『自分は間違っているのでは』と思って、細心の注意を払いながら患者さんを診なければいけません。
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医師インタビュー企画 Vol.10 近森正幸
日ごろから心がけ実践しているのは『常に現場から発想すること』です。厚生労働省がどこを向いてどう進んで行くかに気を配るくらいなら、現場で患者に接して、問題点を把握し、対応を考えたほうが明らかにヒントに満ちています。
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医師インタビュー企画 Vol.9 林寛之
「私たちは、いい教育を提供しなければならない。良質な教育を提供できなければ地方の病院は優秀な医師を確保できず、生き残っていけないのではないかとも思います」
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医師インタビュー企画 Vol.8 丸山泉
「仕組み、制度は、時代の要請があってこそ生まれる。今の否定は、過去において積み重ねられてきた議論の否定にしかならず、事態の収拾を困難にするばかり。一度はすべてを受け入れて過去から学ぶ姿勢を忘れてはなりません」
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医師インタビュー企画 Vol.7 徳田安春
「私は疫学者としての危機感から本土をめざし、欧米化によって本土が被るであろう悲劇を総合診療医の育成によって回避させるために、今、ここにいるのです」
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医師インタビュー企画 Vol.6 佐藤元美
「目の前にある高齢社会でモデルとなるような医療提供をするために勇気を持って挑みたいことがあります」
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医師インタビュー企画 Vol.5 落合慈之
「振り返れば、本当に生意気だったと思います。でも私は、どの病院に勤務していても、ベストを尽くすことを信条にしてきましたし、ベストを尽くす仲間同士の中で働きたいと願ってきました」
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医師インタビュー企画 Vol.4 武藤 真祐
「僕は、『こうありたい』と思うものを既成概念にとらわれずに大胆に構想したい。そして、これまでできなかったこと、なかったものを自らの手で創造したいのです」
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医師インタビュー企画 Vol.3 近藤達也
「僕は若い医師に『患者さんをよく観察しなさい』と言います。発明、発見のシーズなんて日常的に目の前に転がっているのだから、必ず何か宝物が見つかるはずです」
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医師インタビュー企画 Vol.2 伊藤 雅治
「『患者の声をいかにして反映させるか』国民が政策立案の場できちんとした発言ができるよう支援していく仕組みづくりが、きわめて重要です」