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60代の医師が読んでおきたいキャリア記事まとめ

2019年5月29日

勤務先によっては、定年を迎えるタイミングでもある60代。この頃になると、第一線から退き、ゆったりした働き方にシフトしていきたいと考える医師が増えていきます。今回は、いわゆる「セカンドキャリア」を歩みはじめる60代医師が読んでおきたい記事をまとめました。

これまでのキャリアに一区切りつく60代

60代は、これまで病床数の多い大学病院や総合病院で働いていた医師が、慢性期・療養型の中小病院に移ったり、外来診療中心にシフトしたりするなど、働き方を変えていく時期に差し掛かります。そのため、これまでのキャリアに一区切りをつけて、セカンドキャリアを歩みはじめる医師も多いと言えます。

また、勤務先によっては、定年を迎えるタイミングでもあります。公立病院の場合、公務員規定に準じることが多く、基本的に定年退職の年齢は65歳となっています。一方、民間病院は就業規則によってその年齢が異なり、定年制を設けていない医療機関もあります。なお、定年退職を迎えたとしても、雇用形態を常勤嘱託医、非常勤勤務に変えて働き続ける医師も少なくありません。定年後も働き続ける理由は人それぞれですが、「教育費や生活費を賄うため、長く働く必要がある」、「子どもが自院を継承できる年齢まで続けたい」、「親が引退した年齢まで頑張りたい」、「生涯現役でいたい」といったものが多く挙げられます。

ハードルが高くなる、60代の転職

60代医師の働き方として人気が高いのは、療養型病院や救急対応がない医療機関での勤務、当直やオンコールを減らしてQOLを充実させる勤務スタイル、健診施設での外来業務、老健の施設長や産業医などです。

しかし、医師は売り手市場と言えども、60歳以上になるとそれまでと比べて採用のハードルが高くなっていくことも事実。特に急性期病院は、60歳以上の医師採用に消極的な傾向があります。その大きな理由としては、当直や救急対応が体力的に難しいのではないかという懸念が挙げられます。一方で、回復期病院や療養型病院などでは、60歳以上の医師ニーズが高い傾向があります。比較的ゆったりしたペースで働くことができること、これまでの診療経験や人生経験を活かせる環境であるためです。

具体的な転職活動では、セカンドキャリアを見越して50代から動き始める人もいれば、一区切りつく60代のタイミングで動き始める人もいます。上記のように、60代の転職は勤務エリアや希望条件によっては、なかなかスムーズにいかないケースも考えられます。「情報収集が難しい」、「どのようなセカンドキャリアが最適かわからない」という場合は、医師人材紹介会社に相談することも1つの選択肢として考えてもよいでしょう。

記事紹介:引退のタイミングを検討している方へ

体力とスキルさえあれば、高齢になっても働き続けられる医師という職業。しかし、自身の気力・体力と向き合う中で、「引退」の二文字が脳裏をよぎることもあるのではないでしょうか。生涯現役として活躍し続けるか、ある時期を境に退くか――。医師1427人に聞いた「理想の引退時期」をご紹介します。


医師として、いつまで第一線で働き続けるか――。キャリアを歩む上で大きな決断と言える、「去り際」の決断を、医師たちはどのように判断しているのでしょうか。転職市場の様子や、医師へのアンケート結果を元に考察します。


体力・気力、手先の器用さが求められる外科医たちは、いつまで第一線で働きつづけられるのでしょうか。現場の第一線を退いた後のキャリアステップについて転職市場の動向から解説します。

記事紹介:60歳以上のキャリアについて知りたい方へ

「生涯、医師であり続けたい……」と思いつつも、定年後のセカンドキャリアを具体的にイメージできていない医師は少なくありません。60歳以上の医師の転職市場と、定年後に転職を果たした医師の事例について、医師人材紹介会社のコンサルタントに聞きました。


若手時代とはまた違った思いを実現できる、60代。定年を迎え、医師として現場で活躍し続けるか、現役を退くかを選択する節目の時期とも言えます。京都第二赤十字病院で30余年にわたって外科医として勤務する一方、「自分の辞め時」を考えてきた藤井宏二先生が思う、定年間際の医師のあり方とは――。


介護を必要とする高齢者の自立を支援し、家庭への復帰を目指す介護老人保健施設(老健)。介護老人保健施設とかち(北海道河東郡音更町)の森川利則先生は、長崎での血液内科医としてのキャリアの末に施設長に就任し、老健施設長という役割の可能性を実感しながら、精力的に活動しています。森川氏が語る、老健施設長の面白さとは―。

今後のキャリア形成に向けて情報収集したい先生へ

医師の転職支援サービスを提供しているエムスリーキャリアでは、直近すぐの転職をお考えの先生はもちろん、「数年後のキャリアチェンジを視野に入れて情報収集をしたい」という先生からのご相談も承っています。

以下のような疑問に対し、キャリア形成の一助となる情報をお伝えします。

「どのような医師が評価されやすいか知りたい」
「数年後の年齢で、どのような選択肢があるかを知りたい」
「数年後に転居する予定で、転居先にどのような求人があるか知りたい」

当然ながら、当社サービスは転職を強制するものではありません。どうぞお気軽にご相談いただけますと幸いです。

エムスリーキャリアは全国10,000以上の医療機関と提携して、多数の求人をお預かりしているほか、コンサルタントの条件交渉によって求人を作り出すことが可能です。

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