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調査

コロナ禍での“プライベート忘・新年会”どうする?―医師1037人アンケートvol.3

2020年12月29日

COVID-19(新型コロナウイルス感染症)の流行により、忘・新年会の開催を自粛する職場が多いようです。医師たちは今シーズン、プライベートでは忘・新年会をするのでしょうか? 医師1037人が回答したアンケート(※)結果をご紹介します。
※ 2020年11月28日~12月6日、m3.com会員の医師を対象にエムスリーキャリアが実施

プライベートで忘・新年会に参加予定の医師は1割

コロナ禍の今シーズン、プライベートで忘・新年会をする医師は9.7%、しない医師は78.5%で、予定がない医師が大半を占めています。

プライベートで誘われた場合に、行きたいかどうかも尋ねました。

予定がない医師のうち79.9%は「参加したくない」と回答。16.0%は「参加したい」と回答しています。

一方で、参加予定の医師のうち23.8%は「誘われたら参加したくない」と回答しており、参加予定の医師の中にも、あまり乗り気でない、もしくはこれ以上の参加はしたくない、と考えている医師が一定数いることがうかがえます。

参加したい派「プライベートは個人の責任」「少人数なら」

今シーズン、プライベートで忘・新年会に誘われた場合に、参加したい理由、参加したくない理由を聞きました。
※一部編集しています

プライベートでの忘・新年会に参加したい

参加したい理由としては、「感染対策をする」「プライベートは個人の判断」といった声が寄せられました。中にはオンラインで開催するという医師もいます。


◇感染対策をする
  • 2人だけ個室で静かに飲むだけなので
  • オンラインならば感染リスクは低減できると考えるから
  • 開いている店は対策を講じているから
  • 小人数なら、対策をして参加したい

◇過度な自粛はしない
  • インフルエンザと同等と考えているから
  • 日常生活の制限は良くないと思っている

◇コミュニケーション
  • いろいろ話をしたいから
  • コミュニケーションを図るため
  • さみしいから
  • せっかくの機会なので大事にしたいから
  • わざわざ誘うということはそれなりの対策を立ててのことだと思うし、人から声を掛けられる関係性があるというのは良いことだと思うから
  • 人との付き合いは重要な要素
  • 友達には会いたいです
  • 今年は自粛など制限された生活を送ってきたので、いろいろと話がしたいと思うので

◇楽しみ
  • 基本的に、忘・新年会のような交流の場が好きだから
  • 気分転換

◇プライベートは個人判断
  • プライベートなら責任は個人個人だから
  • 個人で参加する会であれば感染のリスクを考えて参加不参加を決められるから

参加したくない派「感染予防が最重要の職務」「あえて危険は冒したくない」

プライベートで忘・新年会に誘われても参加したくない理由として最も多かったのは、やはりCOVID-19に感染してしまった場合の影響の大きさです。「職場で禁止されている」という医師もいました。

プライベートでの忘・新年会に参加したくない


◇COVID-19感染リスクがあるため
  • COVID19の感染予防が最重要の職務と考えているため
  • ただでさえ感染者が増えているのにこれ以上増やしたら医療崩壊につながる。ましてや医療関係者が医療行為以外で感染するなどもってのほか
  • もしもCOVID -19に罹患したらクラスターを起こすかも知れないし、家族や職場に迷惑をかけるから
  • COVID-19大流行下では、全く考えられません
  • あえて危険は冒したくない
  • アルコールの入る会食は、自分たちだけが気を付けていても、別のお客さんの行動で簡単に感染してしまう

◇忘・新年会自体が苦手
  • お酒の席が苦手だから
  • もともと宴会が嫌い

◇職場で禁止されている
  • 院長命令で4人以上での会食禁止なので。4人以下の会合なら参加するかも

COVID-19流行により、世界中が未曽有の事態となった2020年。社会全体の忘・新年会自粛傾向について、医師たちからは「開催できないのは残念だが、今は仕方ない」という声が多数寄せられました。

1年後は、感染の懸念なく忘・新年会を楽しめる年末年始になっていることを祈ります。

同テーマの記事シリーズはこちら

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