1. m3.comトップ
  2. キャリアデザインラボ
  3. ノウハウ
  4. 調査
  5. コロナ禍でなければ…無くなって気付いた職場忘・新年会の価値―医師1037人アンケートvol.2
調査

コロナ禍でなければ…無くなって気付いた職場忘・新年会の価値―医師1037人アンケートvol.2

2020年12月25日

COVID-19(新型コロナウイルス感染症)の流行により、9割の医師の勤務先が忘・新年会を開催しない今シーズン。そもそも医師たちは、COVID-19の流行がなかったら、忘・新年会を求めているのでしょうか?医師1037人が回答したアンケート(※)から医師たちの本音を探ります。
※ 2020年11月28日~12月6日、m3.com会員の医師を対象にエムスリーキャリアが実施

医師の6割「COVID-19がなければ開催してほしい」

COVID-19の流行が起きていなければ、職場の忘年会・新年会は開催してほしいかを医師に尋ねたところ、「開催してほしい」が60.1%と過半数を占め、「開催してほしくない」の32.8%の約2倍となりました。

世代別にみると、どの世代も「開催してほしい」が「開催してほしくない」を上回る結果に。「開催してほしい」と回答する割合は年代が上がるほど高まる傾向にあり、最も低い世代は20代の50.0%で、最も高い世代は50代の62.5%でした。

開催を待望「マスク無しの忘年会よ、戻ってきて…」

COVID-19の流行が起きていなければ、忘・新年会を「開催してほしい」または「開催してほしくない」理由を自由回答で尋ねました。
※一部編集しています

開催してほしい

開催待望派の声で最も多かった理由は、同僚との親睦に関することです。

さまざまなスタッフや職種が働く医療施設だからこそ、多忙な医師にとって、忘・新年会は数少ない親睦の場になっているようです。


◇親睦を深める
  • 職員の親睦を深めるのに不可欠と考えているからです
  • スタッフとの貴重な交流の機会だから
  • スタッフとの意見交換に必須
  • みんなで一年間「無事に」頑張ったねって、労をねぎらい、親睦を図りたいですね
  • やはり診療でない場で懇親を深めたい
  • 勤務時間内以外のお互いの面を見たいから。それによってチームワークが良くなっていた
  • なかなか顔を合わせない部署の人とも話ができる
  • 外部の人も呼ぶので数少ない交流の機会のため
  • 日常は多忙で、交流が持ちにくいため
  • 普段交流のない関連病院の先生方との交流の機会として
  • 医師全体の新年会があるため診療科を超えたコミュニケーションができる唯一の場であったため

◇年1回だからこそ…
  • 年に 1回くらいは、全従業員が集う場はあってもいいと思うから
  • 頻繁な飲み会開催は嫌ですが、年2、3回は医師やスタッフと交流の場があるとよい
  • 普段から飲みニケーションがないので忘年会が唯一の機会だった
  • 普段から飲み会の機会が少ない病院であり、他科の先生と交流する機会もほぼないため、年1~2回は交流する場があってもよい

◇慰労・感謝を伝える場
  • スタッフの慰労のため
  • お世話になったスタッフをねぎらいたい
  • 一年の感謝を伝えるチャンス

◇節目
  • 1年の集大成として大いに仕事へのモチベーションになります
  • 1年の節目として
  • 1年の締めくくりと1年の開始という行事と考えるから

◇慣例
  • 慣例なので
  • 忘年会はあって当たり前だから

◇楽しみ
  • ストレス解消
  • たまにはみんなが集まりわいわいしたい気持ちがある
  • 仕事以外の話題が楽しみだから
  • 飲み会は好きだから
  • 飲むのが好き
  • 余興を楽しみにしているので
  • 忘年会の出し物に参加するのが好きなんです

COVID-19流行により、会食や懇親会の機会が少なくなったことで、これまで以上に忘・新年会の大切さを感じている人たちもいます。


◇忘・新年会の意義を再確認
  • マスク無しの通年の忘年会が戻ってきてほしい
  • COVID-19で人と人との物理的距離が遠くなったのに反比例して、親睦会の意義が理解できるようになった
  • 職種を超えてゆっくりお話ができる新年会や忘年会はもともと大好きですが、COVID-19の流行でなくなってみると、なおさらその楽しさ、そして新年会や忘年会を開催できる環境(職場の経営状態、職場での良好な人間関係、自分自身の生活が安定している、そして何より自分と周囲の人たちが健康であること)にあることの重要性が身にしみてわかりました

反対派「気疲れする」「ようやく望んでいた時代に」

COVID-19の流行に関係なく、「忘・新年会を開催してほしくない」という人からは、「上司や同僚ではなく、気の合う仲間と飲み会をしたい」という声が多数寄せられました。

開催してほしくない


◇職場の忘・新年会自体が苦手
  • そういった集まりが基本的に苦手。また色んな世代がいるし、色んな考えの方がいるので、やりたい人は集まればいいと思うし、やりたくない人まで集合させる必要はあまりないと考えます。忘年会や新年会がなくても、みんな普通に働くと思うので
  • お酒が苦手だから
  • あまり楽しくないから
  • あまり有意義ではない
  • 上司への付き合いのみで、楽しさはなし。仕事の範囲である
  • 気疲れ
  • 職場での宴会は業務の延長という色彩が強く、あまり好みません
  • 日頃仕事で顔を合わせている人たちと忘年会を開催してもあまり楽しくない
  • 全員参加の飲み会が嫌い。自分の気の合う仲間と飲み会をしたい
  • 職場が楽しくない
  • 強制的に参加させる雰囲気があるから

◇プライベートの時間を優先
  • プライベートな時間を大事にしたい
  • 家庭の仕事がある
  • 自分の時間が制約される
  • 大事な時間は好きな人たちと遊びたい

◇時代遅れ
  • 職場の宴会や慰安旅行等々、今はもうそんな時代ではない

◇感染症対策(COVID-19以外も)
  • インフルエンザもハイリスク

また、COVID-19流行により、忘・新年会がなくなったことを喜ぶ声も複数ありました。


◇ようやく望んでいた時代に
  • 職場での宴会が完全になくなって、清々します。宴を開きたいときは親密な間柄との人以外には参加したくないです
  • ようやく望んでいた時代になりました
  • そもそもアルコールが飲めないため、飲み会が好きではない。COVID-19の流行で忘年会等飲み会がすべてお流れになり、むしろそれについては嬉しく思う

COVID-19流行を機に、忘・新年会の価値を再認識する人もいれば、「今後もなくていい」と感じる人も……。先生は来シーズン、職場の忘・新年会を開催してほしいですか?

次回は、医師たちにプライベートでの忘年会事情を尋ねます。

同テーマの記事シリーズはこちら

エムスリーキャリアは、より多くの選択肢を提供します

先生方が転職をする理由はさまざまです。

  • 現状のキャリアや働き方へのご不安・ご不満
  • ご家庭の事情や、ご自身の体力面などの事情
  • キャリアアップ、新しいことへの挑戦
  • 夢の実現に向けた準備

など、多様なニーズに応えるために、エムスリーキャリアでは全国から1万件以上の求人を預かり、コンサルタントは常に医療界のトレンド情報を収集。より多くの選択肢を提供し、医師が納得のいく転職を実現しています。

転職すべきかどうかも含め、ご相談を承っています。

この記事の関連キーワード

  1. ノウハウ
  2. 調査

この記事の関連記事

  • 調査

    医師の4割が都道府県またぐ転居に前向き

    医師は、ホワイトカラーに比べると勤務地の候補が多く、住む地域も選びやすい職種です。医師455人から回答を得たアンケートから、他都道府県への転居に対する意識と、勤務先として人気の都道府県を紹介します。

  • 調査

    地方に住みたい!医師が都会を離れる理由

    COVID-19流行をきっかけに、ホワイトカラーではテレワークの普及に伴い、社会全体で地方移住への関心が高まりつつあります。それでは、医師の地方志向はどうでしょうか。医師455人から回答を得たアンケートから、医師の地方転居や移住への興味、検討する上での条件を探ります。

  • 調査

    医師7割弱「補助ある」…研鑽=労働には賛否

    「医師の働き方改革」では、自己研鑽が労働時間に含まれるか否かなどが議論されてきました。2019年7月には厚生労働省から、上司の指示の有無によって労働時間に含まれるかどうかを判断する旨の通知が出ましたが、現場の医師たちはどう受け止めているのでしょうか。

  • 調査

    50歳過ぎても医師が研鑽を続ける理由

    キャリア形成や子育てがひと段落し、第二の人生も考え始める50代以降。いつ医師を引退するかは個人差があり、年齢を重ねても自己研鑽を続ける人は多くいます。今回は自己研鑽をテーマにしたアンケートから50~70代の医師421名の回答を抜き出し、ベテラン医師の自己研鑽の実態をお伝えします。

  • 調査

    人生100年時代に備える!40代に必要な学び

    知識・経験ともに臨床スキルが高まり、チームマネジメントや若手の教育を担う40代。働き盛りにあたる40代の中堅医師は、どのような自己研鑽を行っているのでしょうか。自己研鑽をテーマにしたアンケートから40代医師114名の回答を基に、実態をお伝えします。

  • 調査

    週10時間が当たり前?若手医師の研鑽事情

    一人前の医師になるため、さまざまなことを学び、吸収していく20~30代。医師人生の中でも、最も集中的な自己研鑽が求められる世代と言えそうですが、その実態はどうでしょうか。

  • 調査

    実力?運?医師の出世に必要なこと

    医師の出世や役職について考察する本シリーズ。今回は674名から回答を得たアンケートを基に、医師が出世するために必要なことや、最終的に就きたい役職、そこへ向けての出世の進捗についてご紹介します。

  • 調査

    「感謝どころか文句」4割の医師が出世に後ろ向き

    価値観が多様化し、出世して役職を得ることにこだわらない人も珍しくありません。今回は674名から回答を得たアンケートを基に、医師が「出世したいと思わない」理由や、出世して困ったエピソードをご紹介します。

  • 調査

    医師の出世、目的を実現できる割合は?

    実力はもちろん、時に運やタイミングにも左右される出世。今回は674名から回答を得たアンケートを基に、医師が出世したいと思う理由や、出世して良かったことをご紹介します。

  • 調査

    40代が分かれ目?医師が出世する意義

    キャリアアップの一つの指標に、出世して役職を得ることが挙げられます。働き方の価値観が多様化する中、医師の出世や役職へのこだわりはどうなっているのでしょうか。今回は674名から回答を得たアンケートを基に、現在の役職やそのやりがい、出世への意向についてお伝えします。

  • 人気記事ランキング

    この記事を見た方におすすめの求人

    常勤求人をもっと見る