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調査

医師が「嬉しい」「困る」お歳暮は?―医師のお歳暮事情(後編)

2020年12月20日

お歳暮についてのアンケート(※)結果から、医師がお歳暮を贈る代表的な理由は、習慣、挨拶代わり、仕事上の交流、感謝の気持ちを伝えるためであることがわかりました。後編では、お歳暮にまつわるエピソードをご紹介します。
(※)2020年10月31~11月8日、m3.com会員の医師を対象にエムスリーキャリアが実施

実用性も意識しつつ、相手に喜ばれるものを

※いずれも「お歳暮を贈る予定がない」の回答を除く

「お歳暮を贈るうえで、最も重視しているもの」を尋ねたところ、一番多く票を集めたのは相手の趣味嗜好、次いで金額という結果になりました。それぞれの回答理由を見てみると、「相手に喜ばれるものを贈りたい」といった基本的な部分を押さえつつ、実用性を伴う内容が多くを占めました。中には、「地元のものを贈るようにしている」、「たくさんお歳暮をもらう人については、できるだけカタログギフトを送る」というものがあり、お歳暮に対するこだわりが垣間見える回答もありました。

もらって嬉しいお歳暮、困ったお歳暮

ここまでお歳暮にまつわる様々なアンケート結果を紹介してきましたが、次に、お歳暮をもらって嬉しかったもの、困ったものに関するエピソードをご紹介します。

お歳暮をもらった経験について、約7割が嬉しかったと回答しました。具体的には、好物や自分では買えない(買わない)ものを贈られたことのほか、友人・知人との繋がりを再認識できることなどを喜ぶ回答が集まりました。

もらって嬉しかったエピソード

  • ビール、コーヒー。給与も高くないのに、僕の大好きなものを知っていて、量は少なくてもそれらを贈ってくれることに、真意を感じる。(40代)
  • 青森りんごを送っていただき、市販されているものとは全然違うのに驚いた。以後、その農家さんから毎年購入している。(50代)
  • 鹿児島の友人が豚しゃぶのお肉を送ってくれます。彼が元気でいること、友人としてお互いのやりとりが続いていることがうれしいです。(50代)
  • まつたけ、牛肉、商品券、バラの花100本。普段自分で買えないからうれしかった。商品券は夫がいつも患者さんからもらっていた。(60代)
  • 昔、民間病院にいた頃、本社が信州にある製薬会社さんから新蕎麦のセットをいただいた。美味しいし、年越し蕎麦にちょうど良かった。(60代)
  • 商品券。必要なモノが買えた。(60代)
  • 製薬メーカーから送られる。お菓子のセットに子供達が大はしゃぎしていて助かった。(60代)
  • 毎回紀州の梅干しを送ってくれる後輩がいるが、それが楽しみ(60代)
  • お歳暮をもらって困ることは珍しくなく、約4割が経験しています。具体的には、苦手なものを多くもらう、賞味期限が短く処理が必要な生鮮食品、予想外の人からのお歳暮などを挙げる声が多く集まりました。

    もらって困ったエピソード

  • 独身時代に筋子やタラコの盛り合わせを頂いたこと。食べきれない。(30代)
  • 付き合いの薄い高齢の先生からいただいたとき、何を返せばいいのか困った。(40代)
  • 飲酒の習慣がないので、バーボンなどの高級酒をいただくと困ると同時に、申し訳なく思います。(50代)
  • 家族が当人に内緒で私の名前でよかれと義理立てして勝手に続けていて、それを何年も気づかずに送り先の人と付き合いしていたことに気づいたときの気まずい雰囲気は忘れられません。(50代)
  • 冷凍食品。家の冷凍庫には入り切らない。(60代)
  • 生きたエビ。年末前でしたが、旅行に行っていて帰ってきたら……。(60代)
  • 乾めんの詰め合わせセットを毎回病院でいただくが、かさばって重くて家まで運ぶのに困る。自宅配送にしてもらいたかった(60代)
  • 予期しない患者様から届いたときは困りました。原則お断りしているものですから。(70代)
  • 毎年石鹼を送ってくれる後輩。一度断ったけれど、また元通りの石鹼になった。(70代)
  • お歳暮は、日頃はなかなか伝えにくい感謝の気持ちを伝えたり、疎遠な友人・知人との繋がりを再認識したりするツールとして、上手に活用している医師が多いようです。COVID-19流行で会食や遠出が制限される今シーズンは、その価値がいつも以上に感じられるかもしれません。

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