お歳暮についてのアンケート(※)結果から、医師がお歳暮を贈る代表的な理由は、習慣、挨拶代わり、仕事上の交流、感謝の気持ちを伝えるためであることがわかりました。後編では、お歳暮にまつわるエピソードをご紹介します。 (※)2020年10月31~11月8日、m3.com会員の医師を対象にエムスリーキャリアが実施
実用性も意識しつつ、相手に喜ばれるものを
「お歳暮を贈るうえで、最も重視しているもの」を尋ねたところ、一番多く票を集めたのは相手の趣味嗜好、次いで金額という結果になりました。それぞれの回答理由を見てみると、「相手に喜ばれるものを贈りたい」といった基本的な部分を押さえつつ、実用性を伴う内容が多くを占めました。中には、「地元のものを贈るようにしている」、「たくさんお歳暮をもらう人については、できるだけカタログギフトを送る」というものがあり、お歳暮に対するこだわりが垣間見える回答もありました。
もらって嬉しいお歳暮、困ったお歳暮
ここまでお歳暮にまつわる様々なアンケート結果を紹介してきましたが、次に、お歳暮をもらって嬉しかったもの、困ったものに関するエピソードをご紹介します。
お歳暮をもらった経験について、約7割が嬉しかったと回答しました。具体的には、好物や自分では買えない(買わない)ものを贈られたことのほか、友人・知人との繋がりを再認識できることなどを喜ぶ回答が集まりました。
もらって嬉しかったエピソード
お歳暮をもらって困ることは珍しくなく、約4割が経験しています。具体的には、苦手なものを多くもらう、賞味期限が短く処理が必要な生鮮食品、予想外の人からのお歳暮などを挙げる声が多く集まりました。
もらって困ったエピソード
お歳暮は、日頃はなかなか伝えにくい感謝の気持ちを伝えたり、疎遠な友人・知人との繋がりを再認識したりするツールとして、上手に活用している医師が多いようです。COVID-19流行で会食や遠出が制限される今シーズンは、その価値がいつも以上に感じられるかもしれません。
- お歳暮は必要? 医師539人の「お歳暮観」とは―医師のお歳暮事情(前編)
- 勤務先別で違いは?医師がお歳暮を贈る相手―医師のお歳暮事情(中編)
- 医師が「嬉しい」「困る」お歳暮は?―医師のお歳暮事情(後編)【本記事】
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