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調査

中途入職医師たちが、職場に馴染めるよう気を付けていることは?―医師283人アンケートvol.2

2020年9月18日

医局人事や転職で中途入職する場合、新しい職場に馴染めるようにどんなことに気を付けますか?医師283人が回答したアンケート(※)から、医師たちの意見を紹介します。
※2020年7月25日~8月4日、m3.com会員の医師を対象にしたアンケート調査。「『嫌だ』と思った、中途入職者の言動」をテーマにエムスリーキャリアが実施

職場の“お作法”や人間関係を把握する

もしご自身が中途入職者なら、職場に馴染めるように、どのようなことに気を付けますか――。この質問に対して、医師たちはどのような回答をしたのでしょうか。

※記事内で紹介する声は、一部編集しているものもあります。

まずは、職場をじっくり観察し、文化や風土、作法、人間関係、パワーバランスの把握に努めているという医師が多いようです。

雰囲気や文化を把握

  • 少なくとも3年は様子を見る
  • 雰囲気を良く観察する
  • 周囲の空気を読む
  • 職場に慣れるまでは、同僚だけでなくコメディカルや事務職にお作法を折に触れて教えてもらう。独特のお作法には必ず理由があり、組織の文化や権力構造を反映しているので、次の行動を考える際に役に立つ
  • その組織の文化を知る
  • ローカルルールを早めに収集して、その場に馴染むようにする

人間関係やパワーバランスを把握

  • 上下関係を把握
  • まずはその職場の人間関係を知る
  • 他の人の考えや仕事のポリシー、プライドをよく理解する
  • ナース、コメディカルの“勢力分布”を見極める
  • 情報収集すること。コメディカルを含めて観察し、良い点を診る~見る~観る~看ること

求められていることを把握

  • どういう仕事が求められているか把握する

改革は職場のルールを受け入れてから

「郷に入っては郷に従う」という格言が多数寄せられました。「前の職場では」という言葉は口にしないようにしているという医師も複数いました。

「前の職場では」はNGワード!

  • 前の職場の良かったことは決して言わない
  • 前の職場の良いことも悪いことも言わない
  • できるだけ前の職場と比較しないようにする

ルールや方針は受け入れる

  • その職場の規則に則った行動をして、あまり目立たない
  • 歴史に逆らわないように
  • 自分のやり方に固執せず、その職場のやり方に合わせていく
  • 方針に合わせる
  • 当面は職場の習慣を尊重する
  • 既存のシステムに合わせる
  • 職場環境を察知し、合わせる
  • 地域の患者層やニーズ、求められている状況にできるだけ合わせるように気を付ける
  • ホウレンソウの範囲は、職場によって異なることを肝に銘ずる
  • 医師としての信念は持ちつつ、できるだけその職場に合わせる。医学的に全く間違っていないことが原則
  • 職場の文化に従う様に可能な限り留意する

改革は焦らず、ゆっくり時間をかけて

  • 自分のやり方と違っていてもひとまず受け入れて、改善点を提案していくようにする
  • 最初の数か月は黙ってその組織に溶け込めるようにして、慣れてきたら自分の意見をはっきり言う
  • ハウスルールを知るように努力するが、間違っていると思ったことは、必ず変える必要があるので、ゆっくり時間をかけて変えていく
  • その職場の文化や、すでにある人間関係を尊重する。医学的に間違っていることは別として、目をつぶれることはまずは目をつぶり、ゆっくり改革していく
  • 前の職場と比べて劣っている点があるなら、一旦今のやり方を覚えてから指摘する
  • 妥協できるレベルの病院独自のルールならまずは従う。その後、ゆっくり改善機会を窺う
  • 慣れてきて力が認められたら、根回しをして患者・病院/職員すべてにとって得になる改革をする
  • それぞれの病院が置かれた立場があることがわかるまでは問題点を指摘しない
  • 一旦懐に入ってから徐々に変えていく
  • 最初の1週間は、何も意見せずに様子をみる。変えたいことがあるなら、2週間目から意見する

宴会には必ず参加?コミュニケーションは積極的に

コミュニケーションを大切にする

  • 挨拶をする
  • 積極的にコミュニケーションを取る。名前を覚える
  • できるだけ周囲の職員と意思疎通を図るように心がける
  • 言葉遣い
  • 上司への報告を絶やさない
  • 長所短所を見つける
  • 周囲と仲良くして敵をつくらない
  • 病棟・外来各婦長との信頼関係を築くよう努める
  • 宴会に遅れず出席せよ
  • 飲み会に積極的に参加する
  • 他職種の専門分野で自分が経験に乏しい部分を自ら教わりにいく

コメディカルとの関係構築

コメディカルとの信頼関係を重視している先生も複数いました。

  • コメディカルの方々に敬意を払う
  • 部下やコメディカルから信頼されるように努力する

文句は言わず、謙虚な姿勢で

そもそも仕事に愚痴や文句を言わず、仕事に取り組む、という先生も。出る杭にならないように、「謙虚におとなしく」を心がけているという意見もありました。

愚痴や文句を言わない

  • 愚痴を言わない
  • 文句を言わず黙々と仕事をする
  • 文句を言わず、言われることはひとまず全部やる
  • よほど理不尽なことでない限りは、とりあえず 3年間は、文句を言わず従う

謙虚に

  • 出る杭にならない
  • しばらくはおとなしくする
  • 平身低頭
  • 寛容と忍耐
  • 波風を立てない
  • 目立たたないようにする
  • 変な言い方だが「猫を被る」
  • あまり、注意はしない
  • 半年は強く主張しない
  • 1年は我慢する
  • 自分の発言に細心の注意を払う
  • スロースタート。焦って自己アピールしないこと
  • 周りの意見に従うこと
  • 謙虚な態度で真面目に仕事に臨み、周囲の意見に耳を貸す

業務に励む

与えられた仕事に一生懸命励むこと、と回答した医師も多くいます。

  • ベッドサイドと詰め所に、足繁く通う
  • 役に立つように行動する
  • 人からどう思われようと関知せず、自分に与えられた仕事を一生懸命する
  • 要求以上に、仕事をこなす
  • 骨を埋めるつもりで働く
  • 真面目に働く

プライベートでは線を引く

一方で、プライベートでは同僚や上司とあまり関わらないようにしているという人も。

  • 基本的にみなさんとは積極的には関わらないように、仕事のみで付き合うようにしている
  • 仕事とプライベートは別

新しい職場に馴染めるように、さまざまな工夫がなされていることがわかります。

中途入職を控えている方や、中途入職されたばかりの方には、少しでもお役に立っていたら幸いです。

vol.3は、中途入職者が新しい職場に馴染むために「周囲に望む支援」についてのアンケート結果をご紹介します。

今後のキャリア形成に向けて情報収集したい先生へ

医師の転職支援サービスを提供しているエムスリーキャリアでは、直近すぐの転職をお考えの先生はもちろん、「数年後のキャリアチェンジを視野に入れて情報収集をしたい」という先生からのご相談も承っています。

以下のような疑問に対し、キャリア形成の一助となる情報をお伝えします。

「どのような医師が評価されやすいか知りたい」
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当然ながら、当社サービスは転職を強制するものではありません。どうぞお気軽にご相談いただけますと幸いです。

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