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コラム

女医の結婚適齢期は働き盛り 結婚の決め手になるものは?―女医のつれづれ手帖(3)

2017年8月11日

Yu(ゆう)
結婚をしたいのであれば、まずは出会ってお付き合いすることがファーストステップになるかと思います。お付き合いを通じて良いところもそうでないところも見えてきたところで、お相手と結婚するか、別れるかを判断するのがセカンドステップとなります。いきなり難易度が上がりますね(笑)。結婚の決め手になるチェックポイントは千差万別ですが、その一例として、わたしが結婚しようと決めた理由を紹介します。

手探りな部分もあれど、思いきって入籍

結婚の決め手は人により様々だとは思いますが、「医師の婚活、難易度高めって本当ですか?」でも述べたように、わたしの旦那は良い意味でわたしに興味がありません(笑)。二人でいるときも、仕事のことをあれこれ聞いてきたり、出掛けるときも、いちいち誰とどこに行くのかもあまり聞いてきたりしません。時に、心配じゃないんですか?と問いたくなることもありますが(笑)、医師という仕事の特性上、朝早かったり夜遅かったり、男性の仕事仲間が多かったりするので、気に止められないほうが気楽だなぁと感じました。

わたしはそこまで家事も好きではないので、料理も掃除もそこそこにしかやっていませんが、それについて文句を言われることもほとんどなく、その点も結婚してもいいかも?と思えたところだと思います。旦那は医師ではありませんが不規則な仕事で、繁忙期には泊まり込みすることもあります。そのため、寂しがり屋の女性とは上手くいかなかった経験があるようで、わたしがメールや電話を全然せがんだりしてこなかったところ、そして外国人に対する偏見がなかったのが良かったと言っていました。今思えば、出会った頃の旦那は超必要最低限の日本語しか話せなくて、メールの返事も初めは日本語の得意な友達に代返させていたりして面白かったのを覚えています(笑)。結婚して数年経った今では、お互い直してほしいところもいろいろ出てきて、喧嘩もしますけど…。

日本人だと、国際結婚はまだまだハードルが高いことだと思います。それでも、わたしのことを一個人として見てくれて、変に偉そうだったり謙遜されたりしすぎないフラットな関係を築けるのは、旦那が最初で最後かなと直感で思えたので、手探りな部分もあるけども思いきって入籍してしまえ!という成り行きになりました。他の決め手といえば、口数が少ないところですね。これはわたしの個人的な好みの問題ですけども、もともとよく喋る人や、ザ・体育会系っぽい人は苦手なので、それもちょうど良かったのだと思います。

医師になった以上、ベストタイミングはない

医師の仕事をしていると、キャリアアップやキャリアチェンジを迫られることが多いです。そしてそれが訪れるのが20代後半から30代前半にかけてですから、まさに結婚適齢期。その頃にせっかく結婚したいと思える人に出会えても、これから先のこと(妊娠、出産、親のこと)や今抱えている仕事のこと、立場などを考えすぎて結婚に至らず、婚期を逃すこともあるのではないでしょうか?
わたしの場合は、あまりキャリアアップを貪欲には追い求めていなくて、どちらかといえば自分のQOLも大切にしたかったし、いろんな病院を見てみたいという好奇心もあったので、結婚する時期には元々大きな拘りはありませんでした。

医師になってしまった以上、結婚するにも、妊娠するにも、出産するにも、絶対的なベストタイミングは端から存在しません。好い人が現れたなら、それがその人のベストタイミング。「授かり婚」も良いタイミングを与えてもらった!と思えばいい。結婚するのは何かが済んでからとか、あと何年後とか定めたり、相手のマイナス面を知ってクヨクヨしているヒマがあったら、いっそのこと入籍してみてもいいんじゃないか!?と思うんです。人生計画通りになど行きませんから(笑)。結婚意志のない相手に執着するのはあまりお勧め出来ませんけど…。

昔と違って、当たり前に結婚出来ない時代だからこそ、勢いと瞬発力が医師の結婚には特に大事な気がします。見切り発車しても、案外なるようになるもんです(笑)。どんなに完璧な結婚相手だわ!と思って結婚しても、同じ屋根の下で数年暮らせば不満だらけなもんです。お互いの妥協点も見えてきますしね。自分も含めて、医師は変わり者やこだわりの強いタイプが多い人種ですから、そんな自分と医師という特殊な仕事を理解しようとしてくれる相手を見つけたら、親しくなっておいて損はないでしょうね(笑)。

Yu
ゆう
麻酔科医・内科医

医学部卒業後、某医局で麻酔科認定医取得。 30代で国際結婚、1児の母。現在は麻酔科・内科医として働きながら、 自身の経験を活かした執筆活動も行う。

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