Iターンとは、住みなれた土地を離れて暮らすスタイルのこと。移動経路が「I」の形に似ていることからIターンと呼ばれ、Iターンに伴って転職をする場合Iターン転職と言われる。
医師の世界では一般的?都市から地方へ渡るパターンも
地方部から都市部へと渡るIターンは一般的だが、医師の場合、以下のような理由で都市部から地方へと渡ることも珍しくない。
【都市部から地方部へのIターンに至る背景】
- 配偶者の地元に戻らなければなくなった
- 医局派遣という形で都市部を離れて地方へと渡った結果現地に慣れ、そのまま定住することにした
- 地方部での地域密着型医療に従事したい
- 都市部と比べ地方部の方が年収が高い
Iターン先どう選ぶ?
住みなれた土地とは異なる文化や価値観に馴染めないリスクもあるため、Iターン先の検討は慎重に行いたい。家族を伴う転居の場合はライフスタイルの変化も大きく、周辺の教育環境や交通事情などにも配慮が必要となる。
事例を見ても、自身や配偶者の地縁のある土地やレジャーや学会出張で赴き気に入った土地など、何らかの形で現地の雰囲気を知った上で転居を検討するパターンが多い。
なお、Iターンのほか、故郷を離れて働いていた医師が故郷へと戻る「Uターン」、故郷を離れて働いていた医師が故郷付近の中核都市などに戻る「Jターン」などもある。
Iターンしてキャリアを開いた医師の事例
・不可能を可能にする。その積み重ねが、地域医療を変える―新村浩明氏(ときわ会常磐病院)
・「離島」という地域特性が、医師の可能性を広げてくれる―佐藤賢治氏(佐渡総合病院)
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