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製薬企業で働くメディカルドクター(MD)の役割

2014年5月2日

製薬企業において、医師はどのような業務を行っているのでしょうか。企業ごとに違いはあるものの、多くは「研究開発部門」「安全対策部門」「メディカルアフェアーズ部門」において、医療現場を知る医師(メディカルドクター=MD)の活躍の場があると言われています。

製薬企業で働くMDが携わる主な部門

企業によっては、体制をつくりだす仕事も

上記のように、製薬企業で働く医師には、新薬を創出する研究開発から、市販後の適正使用を推進する場面に至るまで、幅広く活躍が期待されています。

ただ一方で、すべての製薬企業において、MDの担当業務が明確に決まっているわけではありません。MDを雇用する文化は製薬企業の間で徐々に広がりつつあるとは言え、その浸透度合いはさまざま。MDに期待する役割や業務が既に明確な企業もあれば、MD自身が主体的に、役割や業務をつくりだしていくことが求められる場合も往々にして存在します。後者の場合は特に、自発的に仕事を見つけ出し、周囲と折衝をしながら新しい体制をつくっていくことにやりがいを見いだせるかどうかもポイントとなります。

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