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転職で医師としての強みを伝えきるための「職務経歴書の書き方」

2017年11月30日

履歴書と併せて提出を求められることがある職務経歴書。その名の通り、職務経歴について詳しく説明する文書です。すべての医療機関で求められるわけではありませんが、これまで従事してきた職務内容、習得した知識やスキル、果たしてきた役割など、履歴書には書ききれなかった「強み」をより具体的にアピールすることができるため、書類選考通過の大きな判断材料になりえます。今回は、職務経歴書に盛り込むべき項目、書き方のポイントを紹介します。

作成前に押さえるべきポイント

履歴書のように、決められたフォーマットはありません。だからこそ、レイアウト、文字の大きさや強弱など、「見やすさ」に気を配って作成することが重要。字間・行間を詰めすぎず、余白をつくるよう意識しましょう。手書きよりも編集・修正がしやすく、採用担当者も読みやすいため、パソコンで作成することを推奨します。文字の大きさは10.5~12ポイント、2ページ以内にまとめましょう。

【1】標題
何の文書か明記するために、「職務経歴書」という標題を最上部中央に記載します。説明の文章と差別化を図るためにも、文字のポイント数を大きくしたり、太字にしたり、見やすさを意識しましょう。

【2】日付
日付は原則として、文書郵送の場合は投函日、持参の場合は持参日になります。年号は西暦でも元号でも構いませんが、履歴書と統一させる必要があります。

【3】職務要約
これまでの職歴、習得したスキルを200~300字で簡潔にまとめます。在職中の場合は、現職での業務内容にも触れましょう。

【4】職務経歴詳細
「勤務期間」「勤務先の医療機関・法人名」「担当科目」「職位」「担当症例・疾患」などを記載します。担当症例・疾患は、どのくらい担当してきたかわかるように、数字も明記しましょう。事実に基づく客観的な判断材料になるため、採用担当者もこれまでのキャリアがイメージしやすくなります。

また、記載内容・項目ともに多くなってしまった場合は、図表を用いるなどして情報を整理しましょう。冒頭に数字を振ったり、大文字、太文字、下線を用いたり、■や●などの装飾を付けたり、<  >【  】などで囲むなど、見せ方を工夫しましょう。

【5】保有資格
取得年月順に箇条書きで記載します。医師免許・医籍番号はもちろん、専門医・指導医資格などもあれば記入します。履歴書に書ききれなかった免許・資格があれば、職務経歴書で補足しましょう。

【6】所属学会
資格同様、取得した順に箇条書きします。役職があれば、併せて記載しましょう。

【7】主な研究内容、論文等
研究内容、論文発表は文字量が多く、職務経歴書を読みにくくすることが懸念されます。 多くて書ききれない場合は、別紙に記載しましょう。

【8】自己PR
職務要約・経歴詳細で書ききれなかったこと、担当プロジェクトなど業務を通じて活躍したことを300文字程度でまとめましょう。また、医療に対する考え方や姿勢を盛り込むことで、「人柄」「治療方針」などが伝わりやすくなります。複数の医療機関を受ける際は、できる限り使い回すことを避け、その医療機関ならではの内容を記載して、説得力を高めましょう。

最終確認はしっかりと

職務経歴書を書くことで、これまでのキャリアはもちろん、自身の長所や価値に気付き、整理することができます。とはいえ、自分で書いたものの良し悪しはなかなか判断しにくいもの。情報整理されたレイアウトか、読みやすいか、誤字や脱字はないか、提出前に家族や友人に添削してもらいましょう。

面接は、履歴書や職務経歴書の記載内容に基づいて質問されるケースが大半。記載内容を忘れてしまったり、矛盾するような応答をしたりしないよう、完成した書類はコピーしておきましょう。面接前に内容確認できるほか、他の医療機関へ応募・提出する際にも参考になります。

職務経歴書提出前に確認すべき項目

  • 経験した業務内容を漏れなく記載したか。
  • 業務内容や成果に誇張している部分はないか。
  • 職務要約、自己PR欄が長すぎていないか。
  • 書式・レイアウトは見やすいか。
  • 資格取得年月に間違いはないか。
  • 誤字、脱字はないか。
  • 面接準備のために、職務経歴書のコピーは取ったか。
 

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