1. m3.comトップ
  2. キャリアデザインラボ
  3. 転職ガイド
  4. 転職の事前準備
  5. 医師 6,000人の転職理由を調査! もっとも多い転職理由は?
転職の事前準備

医師 6,000人の転職理由を調査! もっとも多い転職理由は?

2019年12月26日

スキルアップ、職場環境や給与、育児との両立など、医師が転職するきっかけはさまざま。医師が転職を考える理由は、景気動向や社会情勢、医師の年代や性別によって変化しているのでしょうか? エムスリーキャリアが2018年度に転職支援をさせていただいた医師約6,000人の転職理由を分析しました。

「過剰な業務負荷・リスクの解消」が1位

分析調査では、エムスリーキャリアに相談を行った医師の転職理由を 20 項目に分類しました。転職理由が複数の項目に当てはまる場合は、それぞれを1件としてカウントしています。

表1: 全体の転職理由ランキング
(複数回答、2018年4月1日から2019年3月31日までに
エムスリーキャリアへ転職相談を寄せた医師5952人が対象)

全体では「過剰な業務負荷・リスクの解消」が転職理由として最多の15.5% 、0.2ポイント低い「業務方針・内容への不満解消」が2位となりました。1位の転職理由は年齢層別ランキングでも全年齢層のトップ3に入っています。2015年度にエムスリーキャリアが行った調査でも同項目が1位でした。

「経営方針・内容への不満解消」は、2015年度の調査では11.0%の5位でしたが、今回は2.5ポイント増えて13.5%の3位に。年齢層別に見てみると、30代では7.7%と多くありませんが、40代から60代以上では常にトップ3内に挙げられる転職理由となっています(表2)。役職につきはじめて、経営に関わる機会も増える40代以上ならではの悩みと言えるかもしれません。

表2: 年齢層別の転職理由
(複数回答、2018年4月1日から2019年3月31日までに
エムスリーキャリアに転職の相談を寄せた医師 5952人が対象)

「出産・育児との両立(家族)」を転職理由にあげる先生が増加

前回の調査では10位以下(7.5%以下)だった転職理由「出産・育児との両立(家族)」が、2018年度では第9位、8.9%という結果になりました。

エムスリーキャリアのコンサルタントによると、「多くの医療機関が、出産・育児と仕事との両立がかなえられる環境づくりに前向きになっている」とのこと。実際に採用担当者から「産休中の医師も在籍中」「子育てしながら働いている医師もいる」というお話を聞くことも増えているそうです。「以前にくらべて、乳腺外科や婦人科など ”女性医師だからこそ集患できている” 診療科目が増えてきたことも、病院側が妊娠・出産・育児の両立制度の整備や充実に取り組んでいる理由になっているのかもしれません」という見方もありました。

転職理由が「出産・育児との両立」のみではなく、「転居」理由とのセットである場合が多いと話すコンサルタントも。「これまで子育てと仕事を両立していた先生たちからは、引っ越し先でも同じように子育てできる環境へ転職したいというご相談がほとんどです」

納得のいく転職を実現させるために

このように、医師の転職理由はさまざまです。人材紹介会社に登録する医師について、コンサルタントは次のように語ります。「転職を通じてかなえたいことが明確な医師もいれば、そうではない医師もいます。私たちコンサルタントが先生のご状況を伺う中で、先生ご自身が自覚できていなかった思いや考えが明確になることも少なくありません。場合によっては、転職を取りやめたほうがいいとご提案させていただくこともあります」

納得のいく転職をするには、まずは、現在の状況を整理すること、転職する場合の優先事項をつけること。そして、情報収集をして比較検討することが重要です。しかしながら、多忙な医師が自分の希望にあう求人を探し出すのは難しいものがあります。そのようなときこそ、医師人材紹介会社に相談したり、情報提供を依頼してみてはいかがでしょうか。自分1人だけでは探し出せない情報や求人を提案してもらえるかもしれません。

転職をお考えの先生へ

もしも先生が転職をお考えでしたら、エムスリーキャリアにお任せください。
先生が、最善の意思決定をできるようサポートしています。

転職活動はさまざまな事務作業が伴い、情報収集や、面接等のスケジュール調整、条件交渉などを個人で担うと負担が重くなります。これらはすべて、エムスリーキャリアのコンサルタントにお任せいただけます。

また、条件交渉では、先生から直接は言いにくいことをコンサルタントが代わりに伝えるため、精神的な負担も少なく済むかと思います。

転職をご検討中でしたら、ぜひご連絡ください。

エムスリーキャリアは全国10,000以上の医療機関と提携して、多数の求人をお預かりしているほか、コンサルタントの条件交渉によって求人を作り出すことが可能です。

この記事の関連キーワード

  1. 転職ガイド
  2. 転職の事前準備

この記事の関連記事

  • 転職データ集

    安定期に入った転職市場、コロナ第4波の影響は

    コロナ禍の影響が医師の転職市場を直撃した2020年度の上半期から、徐々に復調しつつあった2020年10~12月。多くの地域で求人倍率・想定年収(下限)が上昇するなど、回復傾向が見られました。2021年に入ってからの市場動向と、コンサルタントによる今後の見通しをお伝えします。

  • 転職の事前準備

    【2020年版】医師7,000人の転職理由ランキング

    仕事内容、家庭事情、人間関係など、医師の転職理由は多岐にわたります。今回は2019年から2020年にかけて、エムスリーキャリアに相談を寄せた医師の転職理由を分析しました。コロナ禍前後で、転職理由に変化はあるのでしょうか。

  • 転職データ集

    持ち直した医師転職市場、2021年は競争激化?―求人天気予報2020年10-12月期

    新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の影響で、2020年4~9月頃まで冷え込んでいた医師の転職市場。直近3カ月の市場動向と、コンサルタントによる今後の見通しをお伝えします。

  • その他

    「雇われ院長」のメリット・デメリット

    クリニックでは院長職や施設管理者、いわゆる「雇われ院長」を募集することがあります。クリニックで働く勤務医になりますが、病院勤務医とは異なるメリット・デメリットがあることをご存知でしょうか。今回は雇われ院長ポジションの特徴とその転職事例について詳しくご紹介します。

  • その他

    開業医に迫る「コロナ閉院」で勤務医へ

    新型コロナによる収入減は、医師も他人事ではありません。中でも開業医は建物・設備の固定費、スタッフの人件費に多大な費用がかかるため、コロナ禍の経営難を機に閉院し、勤務医に戻るという人が出てきています。閉院という開業医最後の大仕事を全うしつつ、転職活動を進めるにはどうしたらいいのか――。今回は医師人材紹介会社を活用して、開業医から勤務医に転職した事例をご紹介します。

  • 転職の事前準備

    「転職しない方がいい」アドバイスの理由は

    医師人材紹介会社に登録した医師が、必ずしも転職するわけではありません。コンサルタントは、時として「あえて転職しない」という選択を提案します。転職ありきではなく、あくまでも医師にとってプラスになるキャリアを応援したいからです。実際に、転職を取りやめた医師の事例をご紹介します。

  • 転職の事前準備

    医師の転職スケジュールと流れ

    医師が転職にかかる期間は?気を付けるべきステップは?転職する際の流れとスケジュールを解説します。

  • 転職の事前準備

    転職するならいつ動く?データで見る、水面下の医師の動き

    いつかは転職をしたいと思っているけれども、実際にいつごろから動くべきなのか――。今回は、エムスリーキャリアのデータを統計処理し、水面下で行われている転職活動の様子について、データをもとに解説します。

  • 転職の事前準備

    医師の転職活動期間、目安としてどのくらいかかる?

    医師の転職活動はどのようなスケジュールで進み、どのくらい時間を要するのでしょうか。今回は、内定を得るまでのステップ、現職との退職交渉までの流れについて解説します。

  • 転職の事前準備

    医師4,000人調査!最も多い転職理由は?

    転職を考える医師にとって、他の医師がどのような理由で転職するかは気になるところ。しかし、センシティブな情報であるだけに、面と向かってはなかなか聞けないものです。そこで、エムスリーキャリアが転職支援した医師4,000人の転職理由を分析しました。

  • 人気記事ランキング