1. m3.comトップ
  2. キャリアデザインラボ
  3. キャリア事例
  4. 事例
  5. 数年先の転職、今から動くべき?30代医師が見つけた無理のない準備の進め方
事例

数年先の転職、今から動くべき?30代医師が見つけた無理のない準備の進め方

2026年10月8日

いずれは今の職場を離れたいと考え、情報収集を始めた30代のA先生。ところが求人情報に触れるほど、「まだ本気で動く時期ではない」という戸惑いが大きくなっていきました。気持ちが追いつかない時期に、焦らず情報収集を続けるための方法を紹介します。

この記事のサマリー

テーマ

入職希望時期がかなり先の場合の、気持ちと動き出しのバランスの取り方

プロフィール

30代 / 男性 / 内科系
数年先の転職を見据えて情報収集を開始


この記事で分かること

✔ 「まだ動く時期ではない」と感じたときに、無理に選考を急がなくてよいこと

✔ 長期的な情報収集を、負担にならない形で続ける方法

※本稿の事例は、プライバシー保護のため一部改変・再構成して作成したモデルケースです。特定の個人・医療機関を示すものではありません。

まだ先のはずなのに、情報だけはどんどん入ってくる

30代のA先生は、いずれは今の職場を離れたいという漠然とした希望を持っていました。とはいえ、具体的な入職時期はまだ数年先です。

早めに情報収集だけでもと考え、コンサルタントに相談してみたものの、実際に届く求人情報や条件を目にするたびに、「今すぐ選考に進むような心の準備はまだできていない」という戸惑いを感じていました。

「情報を集めるほど、自分はまだ本気で動くタイミングじゃない気がしてくる。でもまったく動かないのも不安……」

コンサルタントとの相談 ― 「今すぐ動く」のではなく「丸・三角・バツ」で仕分ける

コンサルタントは、入職希望がかなり先の場合、無理に選考に進む必要はないという考え方を伝えました。

そのうえで提案したのが、気になる求人を「丸(本命)」「三角(検討)」「バツ(見送り)」の3段階で優先順位づけしておくという方法です。今すぐ決断する必要はなく、情報を整理しておくだけでよい、という位置づけです。

時期が近づくまでは、コンサルタントと適度な距離感で定期的に情報交換を続ける「長期フォロー」という形で伴走することも、あわせて提案しました。

長期フォローという伴走のかたち

A先生は、この考え方をもとに、求人情報を無理に絞り込まず、丸・三角・バツで整理するだけにとどめました。

数ヶ月に一度、コンサルタントと近況や市場感を確認し合う程度のペースで関係を続けたことで、「情報から取り残される焦り」と「今すぐ動かなければというプレッシャー」の両方から解放されました。

得られた結果と「無理をしない」ことの価値

A先生は、気持ちが追いついていない段階で焦って動くことなく、数年先の入職を見据えた基盤づくりを、自分のペースで進めることができています。

情報収集の負担が軽くなったことで、実際に動き出すタイミングが近づいたときにも、落ち着いて次の一歩に進めそうだと感じています。

まとめ:コンサルタントのワンポイント解説

入職希望が先の場合に押さえておきたい「3つのポイント」

  1. 入職希望がかなり先なら、無理に選考へ進まなくてよい
    気持ちの準備が整っていない段階での選考は、かえって負担になります。
  2. 求人は「丸・三角・バツ」で仕分けるだけにとどめる
    すべてを今すぐ判断しようとせず、情報を整理しておくだけで十分な時期があります。
  3. 時期が近づくまでは、適度な距離感の「長期フォロー」で伴走してもらう
    数ヶ月に一度の情報交換程度のペースでも、いざというときの動き出しがスムーズになります。

転職をお考えの先生へ

もしも先生が転職をお考えでしたら、エムスリーキャリアにお任せください。
先生が、最善の意思決定をできるようサポートしています。

転職活動はさまざまな事務作業が伴い、情報収集や、面接等のスケジュール調整、条件交渉などを個人で担うと負担が重くなります。これらはすべて、エムスリーキャリアのコンサルタントにお任せいただけます。

また、条件交渉では、先生から直接は言いにくいことをコンサルタントが代わりに伝えるため、精神的な負担も少なく済むかと思います。

転職をご検討中でしたら、ぜひご連絡ください。

エムスリーキャリアは全国10,000以上の医療機関と提携して、多数の求人をお預かりしているほか、コンサルタントの条件交渉によって求人を作り出すことが可能です。

この記事の関連キーワード

  1. キャリア事例
  2. 事例

この記事の関連記事

  • 事例

    医師の転職タイミングを間違えないために ― 医局・引き継ぎ・条件交渉、5パターンから考える

    「転職したいけれど、いつ、どう動けばいいのか」。医局への退局の申し出、患者の引き継ぎ、選考の停滞など、医師の転職にはタイミングの悩みがつきものです。よくある5つの悩みパターンと、それぞれに向き合った先生のモデルケースを紹介します。

  • 事例

    譲れない条件はどう絞る?転職を仕切り直した40代医師に学ぶ「受け入れ側の視点」

    新しい手技を本格的に身につけたいと転職活動を始めた40代の外科系医師・A先生。条件の多さから交渉が難航し、軸を2つに絞ってエリアも全国へ広げます。そこで見えてきた「受け入れ側の壁」と、転職をいったん仕切り直すまでの経緯を紹介します。

  • 事例

    本命選考先での面接に手応えも、2週間音沙汰なし…そのとき50代医師はどうしたか

    条件面で希望に近い本命の求人に出会い、面接にも手応えを感じていた50代のA先生。しかし面接から2週間が過ぎても、先方からの条件提示は届きませんでした。「待つ」か「切り替える」か。迷いの中でA先生が取った判断と、その基準を紹介します。

  • 事例

    退職時期が延びても信頼は損なわない ― 50代内科医が選考先の理解を得た伝え方

    地域の医療機関で長年勤務してきた50代の内科系医師・A先生。転職活動の最中、受け持ち患者の治療の都合で、現職の退職時期が数ヶ月後ろ倒しになりました。「入職が遅れる」という事実を選考先にどう伝え、理解を得たのか。伝え方のポイントを追います。

  • 事例

    医局にいつ伝える?30代外科医が1〜2年かけて進めた"逆算退局"

    地域の医療機関で長年勤務してきた50代の内科系医師・A先生。転職活動の最中、受け持ち患者の治療の都合で、現職の退職時期が数ヶ月後ろ倒しになりました。「入職が遅れる」という事実を選考先にどう伝え、理解を得たのか。その伝え方のポイントを追います。

  • 事例

    大学同僚から「得体が知れない」と言われた病院に入職した理由

    急性期で働くか、それ以外で働くか、人材紹介会社に登録した時点では決め切れていなかったT先生。3つの医療機関で面接をした結果、「よくわからない病院だし、ここには入職しないだろう」と思っていた医療機関に入職を決める展開に。後編では、入職の決め手、入職後の状況についてお話を伺いました。

  • 事例

    最後の奉公で一波乱……仕事がなくなった医師の行く末

    2年前から退局の話を進めていたT先生。最後の出向先として、ある医療機関に後任人事として赴くも、退職予定者が勤務を継続することに――。仕事がない状態に困り果て、転職活動に踏み切ります。T先生に当時を振り返っていただきました。

  • 事例

    「1円でいいから給料上げて」 真意は?

    初めての回復期で数々の経験をしながら、自身の取り組みたいことが具体的に見えてきたO先生。30代で在宅医療に転向することを決め、注目していた病院への転職活動を始めます。応募後、思い描いた医療ができそうか確認しつつ、面接では「1円でいいから給料上げてほしい」という希望を提示しました。その真意とは――。

  • 事例

    30代で在宅医療に転向、なぜ?

    「もっとオペをしたい気持ちもあった」と振り返るO先生は、30代で高齢者医療、在宅医療への転向を決めて転職活動を始めました。数年前に退局した大学では同期が本格的にオペを任され始めており、自身も残っていれば好きなオペに携わっているはずでした。O先生が若くして在宅医療を志した理由、そして初めての在宅医療に向けてどのように転職活動を進めたのか前後編にわたってお聞きします。

  • 事例

    親の介護で地方移住。専門性は生かせる?

    関東の民間医療機関に約20年間勤めている、小児科医のA先生。自身の専門とする医療ができる現在の職場にはとても満足していますが、親の介護のために関西に移住する道を模索し始めました。50代中盤で、かつ、地方での転職活動をスムーズに進めることができたポイントを伺いました。

  • 人気記事ランキング

    この記事を見た方におすすめの求人

    常勤求人をもっと見る